お風呂に設置されているシャワーの大半は、お湯の場合は給湯器を通し、水の場合は水道水がダイレクトに流れて、それらを混合した水流が出てくると言う仕組みです。日本国内の水道は世界でも稀に見るほど安全性が高いもので、身体を洗う際にも安心して利用できますが、その一方でカルキ臭などが気になるのも確かです。また、長年にわたって使用していれば配管が老朽化し、錆や水垢などの不純物が混ざってしまうことがあります。それでも基本的には問題はありませんが、清潔感が求められている場所で使用するからこそ、より高度な衛生を求めたいところです。

そんな中で増えているのが浄水シャワーヘッドで、常に清潔に使えると評判です。配管から送り込まれたお湯や水は特殊フィルターを通る際に、微細な錆や水垢、カルキなどが取り除かれて気になる臭いも無くなり、限りなく無味無臭に近いクリーンな状態になります。フィルターには吸着性の高いゼオライトなどの鉱石を使用したもののほか、昨今ではセラミックなどより高性能なものも増えています。フィルターは長期にわたって使用すると吸着力が低下したり、目詰まりを起こしてしまうことがありますが、カートリッジ式の場合は手軽に交換して再び高度な吸着力を持たせることも可能です。

そんな浄水シャワーヘッドは従来のヘッドを交換するだけで簡単に使用できることから、導入する方が増えています。特に工具も必要なく、シリンダーを回して古いヘッドを取り外し、新しい浄水シャワーヘッドを装着して再びシリンダーを締めるだけです。